花粉を寄せ付けない!外出時の完全防備術
花粉症にならないためには、まず原因となる花粉をできるだけ体内に取り込まないようにすることが最も重要です。特に花粉が多く飛散する時期の外出時には、徹底した対策を講じましょう。まず、マスクの着用は基本中の基本です。顔にフィットし、花粉の侵入を防ぐ効果の高い不織布製のマスクを選びましょう。マスクの内側にガーゼを一枚挟むと、さらに効果が高まるとも言われています。また、メガネやゴーグルを着用することも有効です。目に入る花粉の量を大幅に減らすことができます。花粉症用のゴーグルは、顔との隙間が少なく、より効果的です。普段コンタクトレンズを使用している人も、この時期だけはメガネに切り替えることを検討してみましょう。帽子の着用も忘れずに。髪の毛にも花粉は付着しやすく、それが顔や首に落ちて症状を引き起こすことがあります。つばの広い帽子をかぶることで、顔への花粉の付着も軽減できます。衣類の素材選びもポイントです。ウールやフリースといった凹凸のある素材は花粉が付着しやすいため、表面がツルツルとした化学繊維(ポリエステルやナイロンなど)のコートや上着を選ぶのがおすすめです。静電気防止スプレーを衣類に使用するのも、花粉の付着を抑えるのに役立ちます。外出から帰宅した際には、家の中に花粉を持ち込まないための対策も重要です。玄関に入る前に、衣服や髪の毛についた花粉をブラシや手でよく払い落としましょう。粘着クリーナー(コロコロ)を使用するのも効果的です。帰宅後はすぐにうがいをし、鼻をかみ、できればシャワーを浴びて顔や髪の毛を洗い流すと、付着した花粉をきれいに除去できます。これらの対策を徹底することで、花粉との接触を最小限に抑え、花粉症の発症リスクを低減させることが期待できます。