我が家の次男が通っていた、保育園の担任の先生とのお話です。次男は生後6ヶ月から保育園に通っていました。保育士でも奈良の大和高田ならにして生まれてまもなくコロナ禍となり、参観日や懇談会などの行事が中止となってしまいました。その代わりに大事なコミニュケーションツールとなったのが、毎日の連絡帳です。お忙しいにも関わらず、かわいい絵文字をふんだんに取り入れながら、その日の面白かったり可愛かった行動をお知らせしてくれるのでした。帰宅後にそれを読むのが日々の癒しで、私も家庭であったエピソードを返信のように書くのがとても楽しかったです。次男が年少に上がる歳に、家の事情で引っ越すことになり、保育園を転園することになりました。先生には3年間担任を受け持って頂いて、本当に感謝でいっぱいでしたし、最後の連絡帳はめいいっぱい気持ちを込めて書こうと思っていました。ところが、最後の登園の週になって次男が体調を崩してしまい、連絡帳をお渡しできぬまま転園となってしまいました。その為別途お手紙とプレゼントを用意して最後のお別れをしに保育園に行くと、先生も連絡帳のことを気にかけてくださっていたようで、本来は連絡帳に書いてお渡しするのですが中途半端で終わってしまったので・・と、次男が6ヶ月で入園してからその日までの写真をまとめたアルバムにたくさんのメッセージが書かれたものをプレゼントしてくれました。私は嬉しくて涙涙で、本当にこの保育園でこの担任の先生に受け持って頂けて良かったと思いました。今でもその時の連絡帳とアルバムは、思い出がいっぱい詰まった宝物です。