貧血かも?女性が最初に相談すべき診療科
立ちくらみやめまい、息切れ、倦怠感、顔面蒼白といった症状が現れたとき、「もしかして貧血かな?」と考える女性は少なくないでしょう。特に女性は、月経や妊娠・出産など、貧血になりやすい要因を抱えています。では、貧血が疑われる場合、まず何科を受診すれば良いのでしょうか。最初に相談すべき診療科としては、内科やかかりつけ医が挙げられます。内科医は、全身の様々な症状に対応しており、貧血の初期診断や原因の特定において中心的な役割を担います。問診(症状の詳しい聞き取り、月経の状況、食事内容、既往歴など)や診察、そして血液検査を行うことで、貧血の有無やその程度、種類(鉄欠乏性貧血、ビタミンB12欠乏性貧血、葉酸欠乏性貧血など)を判断します。血液検査では、主にヘモグロビン値、赤血球数、ヘマトクリット値、血清鉄、フェリチン(貯蔵鉄)といった項目を調べます。貧血の原因が、鉄分の不足による鉄欠乏性貧血であると診断された場合は、鉄剤の処方や食事指導などが行われます。また、貧血の原因が他の疾患(例えば、消化管からの出血や婦人科系の疾患など)にあると疑われる場合には、より専門的な検査や治療が必要となるため、適切な専門科へ紹介してくれます。例えば、月経量が多い、不正出血があるといった婦人科系の症状が貧血の原因と考えられる場合は、産婦人科(婦人科)への受診が勧められます。胃腸の調子が悪く、便の色が黒い(タール便)など消化管出血が疑われる場合は、消化器内科での精密検査が必要になることもあります。このように、まずは内科やかかりつけ医を受診し、貧血の原因を特定してもらうことが重要です。自己判断で鉄分のサプリメントなどを摂取する前に、必ず医師の診察を受けるようにしましょう。