3ヶ月ほど前の夏場、私は人生で初めて包皮炎を経験しました。最初は少し痒みがある程度でしたが、数日のうちに亀頭の周辺が真っ赤に腫れ上がり、下着が擦れるだけで激痛が走るようになりました。私は以前から肌が弱く、洗剤や石鹸に負けやすい体質だったため、これは皮膚のトラブルに違いないと考え、泌尿器科ではなく皮膚科を受診することに決めました。病院へ行く前は恥ずかしさが勝っていましたが、実際に診察室に入ると、医師は非常にプロフェッショナルな態度で私の患部を観察してくれました。医師は小さなヘラのようなもので皮膚の表面を軽く擦り、それを顕微鏡で確認しました。結果として、私の場合はカビの一種であるカンジダ菌が増殖して起こるカンジダ性亀頭包皮炎であることが分かりました。医師からは、夏の暑さによる蒸れや、体調不良による免疫力の低下が原因だろうと説明を受けました。処方されたのは、真菌の増殖を抑える抗真菌薬の軟膏と、炎症を沈めるための弱いステロイドが配合された混合薬でした。薬を使い始めてからわずか2日で激しい痒みと赤みは引き始め、1週間後にはあんなに悩んでいたのが嘘のように綺麗に治りました。この体験を通じて感じたのは、餅は餅屋、皮膚の異常は皮膚科に相談して正解だったということです。泌尿器科とどっちに行くか迷いましたが、顕微鏡検査で即座に原因菌を特定してもらえたことが、早期の完治に繋がったのだと確信しています。また、医師からは再発を防ぐためのアドバイスとして、過度な洗浄は皮膚のバリア機能を壊すため控えることや、通気性の良い綿素材の下着を選ぶことなどを教わりました。デリケートな場所だけに、1人で市販薬を試して悪化させるよりも、まずは専門医に診てもらう勇気を持つことが大切です。皮膚科は女性の患者さんが多いイメージがありましたが、男性の受診も珍しくなく、プライバシーへの配慮も行き届いていました。今もし、どっちの科に行こうか迷ってスマホで検索を繰り返している方がいれば、まずは身近な皮膚科に足を運んでみてください。的確な診断と処置があれば、不快な症状から最短距離で解放されることができます。