ある朝、着替えをしている時にふと鼻をつく不快な臭いに気づきました。どこから漂っているのかと探ってみると、それは自分のおへそからでした。おへそを覗き込んでみると、中心部がじっとりと濡れており、黄色っぽい膿のようなものが溜まっていました。私はパニックになり、すぐにスマートフォンで「へそ 膿 何科」と検索を始めました。出てくる情報は皮膚科、外科、内科と様々で、余計に混乱してしまいました。とりあえず、おへそは皮膚の一部だからと、会社を休んで近所の皮膚科を訪れました。皮膚科の先生は私のおへそを診て、「これは表面の湿疹ではなく、もっと深いところから出ているようです。うちでは塗り薬は出せますが、根本的な原因は外科で診てもらったほうがいいでしょう」とはっきり仰いました。その言葉に従い、私は紹介された総合病院の一般外科へ向かいました。外科の待合室では、「おへその膿くらいで外科に来て良かったのだろうか」という場違いな感覚に襲われましたが、診察室に入るとその不安は消え去りました。外科の先生は非常に手慣れた様子で、エコーのプローブをおへその周りに当てました。モニターには、おへその底から膀胱に向かって伸びる細い管のような影が映っていました。やはり尿膜管が完全に閉じていないことが原因だったのです。医師からは、今の段階で分かってラッキーでしたよと言われ、抗生剤の点滴と処方薬で治療することになりました。もし皮膚科だけで済ませていたら、表面の傷は治っても、内部の火種はずっと残ったままだったでしょう。この1日を通じて私が学んだのは、医療の現場には明確な役割分担があるということです。おへそのように「表面」と「内部」が隣接している場所については、両方の可能性を視野に入れる必要があります。皮膚科の先生が適切に外科へ繋いでくれたおかげで、私は自分の体の本当の状態を知ることができました。病院をハシゴするのは大変でしたが、あのまま放置して後で大きな手術になるリスクを考えれば、微々たる苦労です。今、何科に行くべきか迷って画面をスクロールしている方がいたら、まずは「外科」という選択肢を第一に考えてみてください。それが、おへその悩みを根本から解決するための最も賢い第一歩になると、自身の体験から強く感じています。
大人の臍トラブルは皮膚科か外科か迷った日の話